「ユニクロ」で見る鳥取・島根の不思議な違い

山陰イメージ以前掲載した、有価証券報告書(有報)で探る『都道府県ランキング』の「しまむら」編に大きな反響があったようなので、「しまむら」を見たのであればこちらも見なければなりません。今回は、「ユニクロ」編です。

「ユニクロ」を運営する株式会社ファーストリテイリングの有報でも、【販売及び仕入の状況】で都道府県別の売上高(売上収益)と店舗数が掲載されているので、前回の「しまむら」編と同様の都道府県別「1店舗あたり年間売上高ランキング」を作ることが可能です。

ファーストリテイリングの決算日が8月末日のため、最新の有価証券報告書のデータが平成25年9月1日~平成26年8月31日までと若干古いデータではありますが、夏休み・帰省シーズンでもあるので、話題の1つとしてご覧頂ければ幸いです。

なお、計算方法もこれまでと同様なので、気になる方は過去のランキング記事(「CoCo壱番屋」編)をご覧下さい。

それでは、気になるランキングです。

◆「ユニクロ」1店舗あたり年間売上高ベスト5(平成25年9月1日~平成26年8月31日)

【第5位】 長野県
8億7,773万円(96億5,500万円/11店舗、しまむら編:第29位)

【第4位】 高知県
9億425万円(36億1,700万円/4店舗、しまむら編:第12位)

【第3位】 新潟県
9億5,491万円(105億400万円/11店舗、しまむら編:第42位)

【第2位】 東京都
9億9,828万円(1,118億700万円/112店舗、しまむら編:第4位)

【第1位】 鳥取県
10億2,200万円(30億6,600万円/3店舗、しまむら編:第11位)

※株式会社ファーストリテイリングの第53期有価証券報告書に基づいて算定。

《凡例》《凡例》1店舗あたり年間売上高(全店年間収益/期中平均店舗数、しまむら編の順位)

ランキングの完全版はこちら

しまむら編のランキングのベスト5とは大きく異なり、ユニクロ編では鳥取県が第1位に輝きました。1店舗で年間10億円を売り上げるという驚くべき結果です。

しかも、もっと驚くべき結果は最下位がお隣の島根県ということです。島根県のユニクロ1店舗あたり年間売上高は4億5,500万円と、第1位の鳥取県の半分以下です。

同じ山陰地域でここまで結果が異なるのには、地元の人しか分からない理由があるのでしょうか…?

ただし、ランキング作成の際に参照した昨年8月末現在の有報では、島根県の店舗数が1店舗のみだったものの、この記事の執筆にあたってユニクロのホームページを調べると、今年8月の時点で島根県の店舗数は鳥取県と同じ3店舗に増えているようです。

もしかしたら、1年経過したら大きな変化があるかもしれません。ユニクロを通してみる、島根と鳥取の違いに注目したいところです。

<お知らせ>

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(ネットスクール株式会社 藤本拓也)

株式会社ファーストリテイリング

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