結婚紹介所で夢を叶えた人、諦めた人

クリスマスカップルイメージ12月になりました。12月といえばクリスマス。
にわかに街中がそわそわし始めるとともに、「今年のクリスマスは1人ぼっちにならないぞ」とか、「素敵な相手とクリスマスを過ごしてやるぞ」みたいな風潮が流れ始めてきます。

という訳で、そんなムードだからこそ、今回のコラムでは素敵な相手を見つけてくれる結婚相談所の有価証券報告書(有報)を見てみたいと思います。

結婚相談所を営む企業にも上場して有報を作成している企業が数社ありますが、今回のコラムではその中でも最多会員数を誇る株式会社ツヴァイ(以下、「ツヴァイ」)の有報を見ていきます。

同社の第31期(平成26年3月1日‐平成27年2月28日)の有報によれば、第31期末(平成27年2月末)時点での会員数は男性が16万4千人、女性が16万6千人の、計33万人とのこと。
有報の【事業の内容】という部分を見ると5年前からの会員数の推移が載っていますが、1年前の第30期末時点での会員数が計35万5千人から2万5千人ほど減っています。

この数字は登録会員数ということなので、「新規に登録された会員」の数と「会員ではなくなった方」の数を差し引いた推移となります。ということは、「新規に登録された会員」の数さえ分かれば、1年間で「会員ではなくなった方」の数も分かるはずです。

では実際に、ツヴァイの第31期の1年間で「新規に登録された会員」の数を推測してみましょう。

【業績等の概要】に書かれている文章をよく読むと、第31期におけるツヴァイの新規入会に関する平均単価は72,200円とのことです。そして、入会金収入は1年間で7億7,480万円とのこと。
この2つの数字を割り算すれば、1年間で「新規に登録された会員」の数はおよそ1万人ということが分かります。
ということは、1万人の会員が入会しながら2万5千人の会員が減っているのですから、逆算して「会員ではなくなった方」の数は1年間でおよそ3万5千人だったことが分かります。

ちなみに、有報によれば1年間での成婚退会者数は6,000名を超えるとの情報も。
ここまで分かれば、結婚相談所を使って理想の相手を見つけて退会する確率も、諦めて退会する確率も分かりそうです。

あとは、その確率が普通の日常を過ごしながら結婚相手を見つける確率と比べて、高いと思うか、低いと思うか…。高いと思われるのであれば、活用してみる価値があるといえるのではないでしょうか。
クリスマスを目前にしたこの時期、有報のこんな情報を取り上げてみました。

ネットスクール株式会社 藤本拓也)

株式会社ツヴァイ

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