フィットネスクラブにかける金額は年間○○円?

スポーツクラブイメージ信じられないような8月上旬の暑さも嘘のように、9月に入り秋の訪れが近づいてきています。
秋といえば「食欲の秋」や「読書の秋」などありますが、今回のコラムは「スポーツの秋」ということで、フィットネスクラブを運営する企業について、見ていきましょう。

首都圏を中心に合計31店舗(平成27年6月30日現在)でフィットネスクラブを運営する株式会社メガロス(以下「メガロス」)の有価証券報告書(有報)を見ると、【生産、受注及び販売の状況】にフィットネスクラブや各種スクールといった部門別の年間売上高とともに、在籍会員数が記載されています。
またいつもの単純な割り算ですが、この情報からフィットネスクラブやスポーツ教室に通う人たちが年間いくら使っているのか、推測できそうです。

第27期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)の有報を見ると、主にフィットネスクラブの会費による売上高から構成されるフィットネス部門では、年間の売上高は約99億3,500万円、平成27年3月31日時点の在籍会員数は99,395名なので、単純計算では会員1人当たり、年間10万円程度を使っていることが分かります。

同様に、各種スクール部門の内容も計算してみると、スクール部門全体の年間売上高は約33億3,900万円、在籍会員数が41,000名なので、会員1名当たりでおよそ81,500円の会費が1年間で支払われているであることが分かります。

その中でも、「スイミングスクール」と「テニススクール」は内訳がはっきりと書いてあるので、より細かい計算もできます。
スイミングスクールは、年間売上高が約16億9,800万円で在籍会員数が23,509名なので、会員1名当たりの年会費はおよそ72,000円。一方、テニススクールは、年間売上高が約10億8,100万円で在籍会員数が11,479名なので、会員1名当たりの年会費はおよそ94,000円ということになります。

いずれにしても、月額に直すと6,000円から8,000円程度。おそらく皆さんにとって、感覚的に「これくらいだよね」という金額だと思いますが、改めて有報で検証することに意味があるということにして下さい。

ちなみに、フィットネスクラブにこれだけの金額を支払う意味があるのでしょうか。
確かに、家の周りをランニングするだけであれば費用はほとんど掛かりませんが、雨の日や暑い日・寒い日に走るのは大変ですが、フィットネスクラブの中であれば雨の心配もなく、年中快適な温度で運動ができます。
また、登山をしようと思っても、登山口までの交通費や宿泊費などを考えれば、月1回登山をするだけでも、これくらいの金額は軽く飛んでしまうかもしれません。

そう考えれば、健康に気を配るためのコストとしてはちょうど良いのかもしれませんね。

ネットスクール株式会社 藤本拓也)

株式会社メガロス

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