日本一「しまむら」が愛されている都道府県は?

今回はスターバックスCoCo壱番屋と書いてきた、有価証券報告書(有報)で探る『都道府県ランキング』の第3弾をお送りします。

都道府県別の売上高・店舗数を有報に記載している企業の中から、今回テーマに上げるのは「ファッションセンターしまむら」でお馴染みの株式会社しまむらです。

一時期、「しまむら」で購入した洋服で全身をコーディネートする若者たちのことを表す『しまラー』という言葉が流行するなど、熱狂的なファンが多いのが特徴ではないでしょうか。

そんな「しまむら」の都道府県ごとの「1店舗あたりの年間売上高」を、有報のデータに基づいて調べた結果が以下のとおりです。

なお、前回のCoco壱番屋の記事と同様に、店舗数は「期中平均店舗数」を使っています。(詳しい説明は、過去の記事をご覧下さい。)

◆「しまむら」1店舗あたり年間売上高ベスト5(平成26年2月21日~平成27年2月20日)

【第5位】 神奈川県
3億3,729万円(224億3,000万円/66.5店舗)

【第4位】 東京都
3億4,069万円(221億4,500万円/65店舗)

【第3位】 愛知県
3億4,206万円(236億200万円/69店舗)

【第2位】 京都府
3億4,894万円(59億3,200万円/17店舗)

【第1位】 大阪府
3億5,882万円(188億3,800万円/52.5店舗)

※株式会社しまむらの第62期有価証券報告書に基づいて算定。

《凡例》1店舗あたり年間売上高(全店売上高/期中平均店舗数)

ランキングの完全版はこちら

今回のランキング、栄えある1位は大阪府でした。ただ、上位は全ていわゆる「三大都市圏」であり、都市部ほど1店舗当たりの売上高が多いという、見方によっては「順当な」結果かもしれません。

しかし、実はしまむらの都道府県別店舗数を見てみると、人口が多い都道府県だからといって、たくさん出店しているわけではありません。1位の大阪府の店舗数は長野県(55.5店舗)や新潟県(52店舗)、2位の京都府は香川県(18.5店舗)と同じくらいの出店数です。人口比で比べると、かなり少ないといえるでしょう。

従って、上位の府県については「そもそも数が少ない“しまむら”にたくさん人が集まっているから売れている」と考えることもできるでしょう。

とはいえ、都市部であればあるほど他の衣料品店もたくさんあって、「しまむら」のライバルも多いはずです。それでも人を集められる“しまむら”には、きっとスゴイ『魅力』があるのでしょう。

(ネットスクール株式会社 藤本拓也)

株式会社しまむら

関連記事

ツイッター