起(企)業と逃足速

このカテゴリーは、私が約20年のサラリーマンをやめて起業した2006年からの現在に至る過程で感じた想いを書いていきます。

私の誕生日は、11月1日。111を結構気に入っていて、なんでも先頭に立つのが好きでした。また、物事は「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」と強く信じていました。特に会社を興して、1年半後の、2008/4/16 新株発行による第三者割当増資を実施 総額1億2012万円の第三者割当増資(1億5,982万円資本準備金含む) した時は、自信満々でした。

しかし、その2,3年後から、不本意な撤退を何回も経験するようになります。

現在まで、約14年間の会社経営の後半半分は、色々な迅速な撤退作業を行いました。
2016年10月にTBS系でテレビドラマ化された、「逃げるは恥だが役に立つ」の森山みくり〈新垣結衣〉と津崎平匡〈星野源〉の二人の掛け合いは、本当に面白かったです。

この「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」という題名は、その時の私の心境通りでした。

このタイトルの意味は、諸説あるようですが、

今いる環境にしがみつくのではなく、逃げることも選択肢にいれ、自分の得意なことが発揮できる場所に行こうという解釈もあるようです。裏の意味として、「逃げることは恥ずかしいが、それによって生き残れるならいいじゃないか」という解釈もあるようです。

自分の人生において、逃げるという選択肢は、一番忌み嫌うものだったはずです。しかし、現実は、会社のオフィス、資本金、従業員、事業展開、個人的な居住場所…。
ありとあらゆるものにおいて、撤退戦を強いられてきました。

見方を変えると、流行りの物事の断捨離(だんしゃり)という言い方もあるかもしれません。

本当はそんなに美しいものではなく、屈辱や葛藤や、見栄や色んな気持ちがまじりあった局面を何回も何回も経験しました。

ここでは、そのような局面にあった時、どのように「逃足速」を実行してきたかを具体的に書いていきます。