オンライン体験(ツアー)は一時的なブーム?
二ツ井町観光協会の米代川での現地カヌーは、まだまだシーズン中です。
そのような中、昨日(9/22)は、オンラインカヌーも、午前中にHISで、午後にはTABICA(aini)で二回開催しました。
昨日の参加者から、事前にこのようなメッセージをもらっていました。
「リアルにカヌーには乗れない私なのでオンラインならではのカヌー体験楽しみたいです(^-^)よろしくお願いします。」
実は、このツアーはアクティビティジャパンを含め3つのルートで募集していますが、当初、立ち上げのスピードをあげるため、システムから来る、お客様の応対や連絡、レビューの依頼などは私が代行していました。いつものように無難な、お申込みのお礼をお返ししていました。(運営と実際のガイドが役割分担することはよくあることです)
今回も、よくある水や運動が苦手な方だと思い、返信していました。
このツアーが終わるやいなや、すぐにレビュー(感想)が書き込まれました。
そこには、こう書かれていました。
「今日はありがとうございました!初めての体験でリアルがあり、とても楽しかったです(^-^)
お話しも上手で分かり易く、親父ギャグも中々でした!実際の体験をしてみたいと改めて思いました(^-^)」
このようなレビューに対しては、いつもどおり、運営としての感謝の気持ちをお返ししました。
ほどなく、このツアーのガイド(ホスト)より連絡がありました。
以下、そのやり取りを抜粋して、書くと、
『参加者は、60歳前後の、車いす生活の方だそうです。「私はリアル体験無理だと思うので・・」ということでしたので、「通常体験では対応無理でしょうが、不可能ではないと思いますよ」という話などしました。』
私自身も、しょっちゅう、高齢の方や障害、病気を持つ方など、様々な事情でこれまで旅行をすることが難しかった方々にオンラインツアーの貸切など応対してきました。でも、これほど、心に残った事例はありません。(私は、画一的なお礼メールを反省しました。)
二ツ井町観光協会 会長兼「道の駅ふたつい」利活用協議会 会長になられた「野呂勝彦」さんは、リアルカヌーをやりながら、オンラインカヌーも優しい気持ちで対応してくださっています。もうすぐ、リアルカヌーが終了する10月が近づいてきました。この冬のオンラインカヌーはどのような奇跡を見せてくれるのでしょうか?