新成人と同じ20歳を迎えるYahoo!の歴史

成人式イメージ

昨年の4月から連載を続けてきた、有価証券報告書(有報)をテーマにしたこのコラム。有報を色んな角度から取り上げてきましたが、実は、まだこのコラムで扱っていない有報の内容がいくつもあります。
その中で、今回は【沿革】について取り扱ってみたいと思います。

ちょうど、季節は成人式シーズンです。今年、二十歳を迎える新成人と同じ時期に誕生した企業の沿革を見てみようとインターネットで調べていたところ、今となっては無くてはならない「Yahoo!Japan」の運営会社であるヤフー株式会社(以下、「ヤフー」)が該当するようなので、今回はヤフーの有報を沿革中心に見てみましょう。

ヤフーが設立されたのは、今からちょうど20年前の1996年1月。その年の4月に検索サービス「Yahoo!Japan」が開始となりました。
この後の流れを、沿革を見ながらトピックとなりそうな事柄とともに、ヤフーと同い年の新成人が何歳のときなのかを振り返ってみましょう。

 1996年4月(0歳) サービス開始
 1997年11月(2歳) 店頭株式公開
 1999年9月(3歳) 「Yahoo!オークション」、「Yahoo!ショッピング」サービス開始
 2001年9月(5歳) 「Yahoo!BB」商用サービス開始
 2003年10月(7歳) 東京証券取引所第一部へ上場
 2006年3月(9歳) ソフトバンク(株)との携帯電話事業に関する業務提携
 2008年1月(11歳) トップページを大幅リニューアル
 2010年7月(13歳) 検索サービスにグーグルの検索エンジンを採用
 2013年7月(16歳) 「Yahoo!ポイント」を「Tポイント」へ統合

こうして見ると、また違った角度で会社の沿革が見えるのではないかと思います。

ちなみに、2016年1月時点で公開されている有報は2014年4月から2015年3月までのものなので、ヤフーにとっては19歳時点でのデータとなりますが、その時点でグループ全体の1年間の売上高がおよそ4,300億円、グループ全体の総資産が1兆円を超える大きな会社となっています。
人が成人を迎えるまでの期間で、会社であればこれほどまでに大きくなる可能性があることにも驚きです。

沿革自体は、その会社のホームページやWikipediaなどでも見ることができます(有報よりも分かりやすいかもしれません)。しかし、沿革とともに「今の会社の姿」を細かく見るのであれば、財務諸表(決算書)や業績も一緒に載っていて情報豊富な有報の方が便利なのではないでしょうか。
気になる会社は、有報の中の沿革もちょっと詳しく読んでみると面白いかもしれません。

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p style=”text-align: right;”>(ネットスクール株式会社 藤本拓也)

ヤフー株式会社(会社概要トップ)

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