餃子のコストのうち、“皮”は何%?

餃子イメージそろそろ夏本番。夏と言えばビールが恋しい方も多いのではないでしょうか。

そんなビールのお供は沢山ありますが、今回はその中でも敢えて餃子についてのお話です。

「餃子の~」と言えば、最も有名なチェーン店といえば「餃子の王将」ではないでしょうか。「餃子の王将」を運営する株式会社王将フードサービス(以下、「王将」)も上場企業のため、有価証券報告書(有報)を作成しています。その中から、面白そうな話題として「餃子の皮と具のコスト」についてみてみましょう。

王将の有価証券報告書『生産実績』という部分を見ると、麺類・餃子の皮・餃子の具・スライス豚肉という4品目の1年間の生産実績が製造原価で表示されています。

さすが「餃子の王将」です。単に『餃子』という括りではなく、『餃子の皮』と『餃子の具』と丁寧に分けて記載しています。

最新の有報である平成27年3月期の金額を見ると、『餃子の皮』が828百万円(8億2,800万円)、『餃子の具』が4,217百万円(42億1,700万円)となっています。

皮と具のコストの割合は、皮が1に対して具が5という「1:5」という割合であることが分かります。すなわち、皮のコストに比べて具のコストはおよそ5倍、餃子全体に占める皮のコストはおよそ16%ということになります。

この比率はたまたまかもしれないと思い、一応過去5年間を遡ってみましたが、年によって多少の変動はあるものの、全体を通してみれば、やはり皮が1に対して具がその5倍という「1:5」という割合になっています。

おそらく餃子の「皮だけ」や「具だけ」で販売することはないでしょうから、王将で食べる餃子のコストの割合と見て良いのではないかと思います。

皆さんの感覚としては、いかがでしょうか?

「皮に16%もコストが掛かっているの?」と思うのか、「皮って意外と安いんだ」と思うのかは、もしかしたら人それぞれかもしれません。

次に餃子を食べる際にちょっと意識をしてみてはいかがでしょうか。また、自分で餃子を作るときの目安にしてみてはいかがでしょうか。

(ネットスクール株式会社 藤本拓也)

株式会社王将フードサービス

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